【出会い系アプリの動向整理-消費者庁】
有料での出会い系アプリ利用経験・平均支払月額【年代別】

20代の34.0%、30代の42.7%、40代の31.7%がマッチングアプリを有料で利用したことがある。男性の64.3%、女性の9.7%が有料で利用したことがある。
有料で利用したことがあるマッチングアプリでの1か月あたりの平均支払額は、20代の47.1%、30代の52.3%、40代の66.7%が3,000円以下。
一方で1万円を超えて支払っている者は20代の2.9%に対し、30代では8.0%、40代では9.1%。
出会い系アプリを利用する理由【年代別】

マッチングアプリを利用する理由では、「多くの人と出会える」、「希望の条件で相手を探せる」、「普段の生活では接点のない人と出会える」が多く挙げられている。
20代では「多くの人と出会える」、「料金が安い/無料」、「気軽に出会える」を挙げた者の比率が他の世代より高い。30代では「希望の条件で相手を探せる」、「結婚を意識している人と出会える」を挙げた者の比率が他の世代より高い。
出会い系アプリの利用に当たって消費者が注意すべき事項
【マッチングアプリ利用時に注意すべき事項の例】
個人情報等を安易に伝えない
マッチングした相手が信頼できるまで、自宅住所や勤務先等の個人情報等を安易に伝えない。
外部サービスへの誘導に注意 SNSや別のアプリ等、外部サービスへの誘導に注意する。アプリ内のコミュニケーションについては運営事業者による監視等により悪質な行為等の検知が行われているが、アプリ外のサービスは監視等の対象とならない。
投資等、儲け話に注意 マッチングアプリを通じて詐欺的なサイトに誘導されたりする消費者被害が生じている。暗号資産や投資を勧めてくるといった場合には、慎重に判断する。
違和感を感じたら運営事業者等に相談 すぐにSNS等の外部サービスのIDを教えるよう求められる、すぐに暗号資産等の投資話を持ちかける、日本語が不自然等、何らかの違和感や不安を感じたら、マッチングアプリ運営事業者や警察等に相談する。
引用元データ:三菱UFJリサーチ&コンサルティング